株式会社ノイズ研究所

国内修理規約

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2010年1月18日発行
株式会社ノイズ研究所
カスタマサービスセンター

第1条 適用範囲
本規約は、当社が生産した、もしくはそれに準ずる製品*(以下『製品』といいます)の修理全般に適用されます。
*準ずる製品の一部には保証期間、部品保有期間等で対象外の製品もあります。
第2条 修理の定義
修理とは、日本国内において発生した製品の故障を対象とし、製品の機能・性能を修復・維持する行為をいいます。

※国内にて購入後、輸出された場合には、国内修理規約対象外となります。

第3条 修理対象機器
第11条で定めた修理辞退製品を除く全製品。
第4条 無償修理と有償修理
日本国内において、お客さまから修理依頼を受諾する場合、以下の二形態で承ります。

(a)センドバック修理: お客さまから直接もしくは代理店経由で輸送後、弊社施設内で行う修理。

(b)出張修理: 当社修理校正センター(以下、当センター)修理担当者が、お客さまの指定場所に出張して行う修理。 なお、修理費用の発生有無に関しては、以下に示す二通りの修理となります。

1.無償修理(保証修理)
取扱説明書等に記載された使用条件が満たされている場合で、*納品日から起算し保証期間中に故障した場合には、製品(ソフトウェア商品を除く)の無償修理をいたします。
また、製品組み込みソフトウェアのバージョンアップで、弊社規定により無償とされている場合には、それに準じます。
但し、以下の場合は無償修理の対象外となります。

1)お客さまが使用されるに当たっての誤りが原因の場合、または改造や不当な修理による故障または損傷。

2)お客さまご購入後の落下、引越し、輸送等による故障または損傷。

3)火災・地震・風水害・その他の天災地変ならびに公害、塩害、ガス害や異常電圧その他の外部要因による故障または損傷。

4)故障の原因が対象機器以外にある場合。

5)取扱説明書に定める消耗部品の取り替えの場合。

2.有償修理
保証期間が満了している場合、または、保証期間内であっても第4条1項に定める無償修理の条件に当てはまらない場合は有償修理となります。ソフトウェアのバージョンアップに関しても、致命的バグ等の対応(リコール)以外は基本的には有償となります。
第5条 当センターの修理業務内容
当センターの主な業務内容は、弊社製品の修理受付、不具合現象確認、故障箇所の特定、修理部品手配、修理作業、出荷検査(動作チェック)、修理報告書発行等です。
第6条 修理形態詳細と費用負担
1.センドバック修理(お客さまから直接もしくは代理店経由で輸送後に当センター施設内での修理を行う形態)
1) 輸送費
  • 無償修理の場合: 全て弊社負担となります。
  • 有償修理の場合: 送付は元払いでお願いいたします。
    (着払いでお送り頂いた場合も実費請求させていただきます)
    お客さまへの返却については原則宅急便となり、費用は見積書に記載させていただきます。
    但し、ラック構成の大型製品については、別途見積書に記載させていただきます。
2) 修理費用
  • 無償修理の場合: 全て弊社負担となります。
  • 有償修理の場合: 見積書にてご承認いただき、その金額を請求させていただきます。
    ご承認いただけなかった場合には、キャンセル料として再見積りに要した検査工賃(診断料)および第7条3項に規定した管理費、ならびに第6条1項に規定した返送費用を申し受けさせていただきます。
2.出張修理(お客さまの指定場所に出張して修理を行う形態)
  • 無償修理の場合: 全て弊社負担となります。
  • 有償修理の場合: 見積書にてご承認いただき、その金額を請求させていただきます。
    ご承認いただけなかった場合には、キャンセル料として再見積りに要した検査工賃(診断料)および管理費、出張に要した費用を申し受けます。
  • * 出張修理に際しては最善の処置を施しますが、部品等の対処が出来ない場合には、再度出張修理をさせていただく場合があります。
第7条 見積りおよび料金内訳
① ご依頼いただいた時点で概算見積書を発行させていただきます。
② 次に診断実施に対するお客さまのご了承をいただいてから製品を検査し、正式見積を発行いたします。

* 一部製品は定額修理となっておりますので、当社Webの別項 『定額修理について』を参照願います。(定額修理の場合は見積書の発行はいたしません)

料金内訳は、以下の通り。
1) 技術料
当センターで引取り後修理作業を実施した際に必ず申し受ける料金で、診断費と作業費を含みます。
・お客さまの申告された現象が当センターの診断において再現されなかった場合や、故障では無かった場合
(規格性能の範囲、またはお客さまの取り扱い状況等に問題がある場合)にも、診断費については申し受けますので予めご了承願います。
2) 部品代
修理作業で部品交換が発生した場合に申し受ける料金で、部品により異なります。
正式見積書に明細(単価、数量)をお付けします。差異が生じた場合には、その時点でご報告差し上げます。
3) 診断費
お客さまが診断を了承された時点で発生する費用で、ご依頼をキャンセルした場合に申し受けます。
・お客さまの申告された現象が当社テストにおいて再現されなかった場合や、故障では無かった場合
(規格性能の範囲、またはお客さまの取り扱い状況等に問題がある場合)にも申し受けますので予めご了承願います。
4) 出張費
出張修理の場合に発生する修理担当者の出張費用になります。第6条2項を参照願います。
5) 輸送費
センドバック修理の場合に発生する輸送費になります。第6条1項を参照願います。
第8条 修理料金の支払い方法
原則として有償修理の修理料金のお支払方法は、弊社指定銀行口座への振込みとなります。
第9条 修理作業の内容
当センターの修理作業は、無償修理・有償修理を問わず、当センターの定める保守部品単位の交換を基本として、次の内容にて行います。

1) 当センターでは故障した部分を特定し、機能・性能が基本仕様を満たすように修理いたします。

2) 修理・再利用が困難と弊社が判断した部品は、新品と交換いたします。

第10条 取り外した部品の所有権
無償修理および有償修理の過程で取り外した部品の所有権は、当社に帰属します。
第11条 修理対応期間
弊社で『標準製品』として扱われている製品の修理対応期間は原則として対象機器の製造終了後5年まで、または納品後8年までとなります。但し、保守部品(機能維持に必要な部品=消耗品以外)の保有は製造終了後5年経過時点での在庫のみといたしますので、部品在庫がゼロとなった時点で入手ができない状況(廃品種部品)である場合には、上記期間以内でも修理をお受けできない場合があります。整備部品(消耗品)の保有期間は製造終了後8年間です。それ以降は保守 部品の取り扱いに準じます。当社Webにて修理辞退製品のリストを公開しております。また、代替製品の提示も行っております。
修理用部品 補修用性能部品(保守部品) 機能維持に必要な部品
(例)基板構成部品、構造部品、購入部品
消耗品(整備部品) 点検の結果、交換が必要になると見込まれる整備に使用する部品
(消耗品等含む)
第12条 修理品の保証期間
修理作業完了日より6ヵ月間を保証期間とします。当センターが行った修理作業後6ヵ月以内に、同一現象が同一の原因により発生し、再修理を要すると当センターが認めた場合には、当センターの責任において無償で再修理を行います。尚、無償での再修理は、*当センターが承った修理のみ有効です。

* 当センターが承った修理=センドバック、出張修理ともに含む。(当センターが修理認可していない機関が修理したものは対象外)

第13条 損害賠償
当センターでは、当センターで承った修理に関する責任以外、お客さまの逸失利益、損害賠償、第三者からお客さまになされた賠償請求に基づく損害、その他一切の責任を負わないものとします。
第14条 補償
当センターによる過失やお客さまへの輸送中のトラブルに関する損害賠償を受ける場合には、原形復帰の出来ない場合を除いて、原則として修理をもって対応させていただきます。
第15条 機密保持
当センターでは、修理業務で知り得たお客さまの情報を第三者に漏洩、開示いたしません。
第16条 個人情報保護について
修理業務で知り得たお客さまのプライバシー・個人情報に関しての利用目的および利用範囲は次の通りとなります。
〈 利用目的〉
お預かり致します修理品の故障状況の確認及び完了・お引渡し・お届け日等の連絡に利用いたします。また、重要なご案内や新製品の発売、既存製品の販売終了情報等のご案内をさせていただく場合がございます。
〈 利用範囲〉
ご提供いただいた個人情報は、上記の目的以外には一切使用いたしません。また、第三者に対してそれらの個人情報はいっさい開示いたしません。但し、修理業務および関連業務(輸送業務等)を必要に応じて委託している業務委託先には、必要最小限の範囲で開示させていただく場合がございます。
当センターは上記業務委託先に対して、お客さまの情報を厳重な管理体制の下で秘密保持し、所定の目的以外には利用させないよう義務付けております。また、当センターは当該サービスをお客さまに提供する上で必要となる範囲外の第三者に対して、お客さまの個人情報を開示することはいたしません。
尚、お客さまよりご提供頂いた個人情報は、個人情報保護法の規定に則って厳重に管理いたします。
第17条 その他・免責事項

1) 本規約は日本国内においてのみ有効です。
当センターでは、本規約に明示した条件のもとに修理をいたします。従って本規約は、お客さまの法律上の権利を制限するものではありません。
本規約に定めない事項については、日本国の法令に依る、もしくは准ずるものとします。

2) お客さまご自身が貼られたラベルやタグ、お客さまにより行われた塗装・刻印等については、外観部品(カバー等)の交換を要する修理において、
元の状態への復旧が叶わない場合があることを予めご了承ください。

3) LCD(液晶表示)部分は高度な技術を駆使して作られているため、表示画面の一部に画素の欠けや常時非点灯、常時点灯等が存在することがありますが
故障ではありません。修理及び交換は致しかねます。

4) 当センターは、お客さまに通知することなく、いつでも本規約の内容を変更できるものとします。 修理依頼の都度、本規約をご確認ください。

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