株式会社ノイズ研究所

製品情報 リモートコントロールソフトウェアLSS-6330RemoteW新機能のご紹介

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リモートコントロールソフトウェアは、試験器の制御をパーソナルコンピュータ(PC)で行い、出力電圧、極性、位相角、印加モードなどの試験パラメータを設定することで、試験器での操作を行わずに試験ができる便利なソフトウェアです。このリモートコントロールソフトウェアですが、以前よりご使用頂いているお客さまから「試験時の誤動作判定を自動化したい」、「自社の試験レポートのフォーマットでレポート出力したい」、「EUTが絶縁破壊を起こしたか否かを自動で検出したい」などのご意見を頂いておりました。リモートコントロールソフトウェアLSS-6330RemoteWのバージョンアップにより、上記のお客さまのご要望を解決できる機能を追加しましたので、ご紹介します。

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誤動作判定機能(EUT FAIL信号検出機能)のご紹介

EMC試験では試験者立会のもと、目視確認などにより誤動作判定を行うことが殆どですが、オシロスコープや画像判定装置を誤動作判定機器として組み入れ、FAIL信号を検出することで、誤動作判定を自動で行うことが出来るようになりました。下記にEUTの動作状態をオシロスコープで誤動作監視をする例と、カメラで誤動作監視をする例をご紹介します。EUT FAIL信号はオプションのNI社製デジタルI/Oを使用することにより、最大8個まで検出することができます。

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画像判定装置を使った例

雷サージ試験中のEUTの表示画面などをカメラなどを利用した画像判定装置で監視し、異常を検出した際に、EUT FAIL信号をデジタルI/O経由で制御PCへ出力します。制御PCではリモートコントロールソフトで設定されたEUT FAIL信号検出時の動作設定により、試験状態やEUT LINE、判定などのFAIL情報の記録を行います。

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ブレイクダウン検出機能のご紹介

ブレイクダウン検出機能は放電時のピーク電流を検出し、EUTが絶縁破壊を起こしたか否かを自動で検出する機能です。
リモートコントロールソフトのブレイクダウン設定で検出機能を有効にし、電流率(閾値)を設定することにより、試験器が設定した値を超えた電流を検出した時、試験を自動で停止することが出来るため大変に便利です。

試験電圧500V(ノーマルモード)、電流率80%のブレイクダウン検出の例

ノーマルモードで電源線への印加の出力インピーダンスは下記表より2Ωとなっており、出力電圧はリモートコントロールソフトで500Vが設定されています。ブレイクダウン設定で出力電圧500Vの時の短絡電流250Aを100%とした時の電流率を設定することにより、ブレクダウン閾値が設定されます。

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レポート出力機能のご紹介

「自社の試験レポートのフォーマットでレポート出力したい」、この様なご要望はありませんか。リモートコントロールソフトウェアLSS-6330 RemoteWで追加されたレポート出力機能は、Excelで作成したテンプレートファイルを読込み込む事により、定型のレポート出力ではなく、お客さま仕様でのレポートを出力することができます。

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詳細につきましては弊社まで、お気軽にお問い合わせください。

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