規格情報 CISPR25 Ed.5 2021(広帯域・狭帯域エミッション測定)の概要
【 CISPR25 Ed.5 2021の試験概要 】
1.一般的事項 ※TEM Cell法およびストリップライン法による計測方法の記載は省略しています。
この規格は、車載受信機の保護のために自動車内で使用するすべての電気・電子部品に対する無線妨害の推奨限度値および測定方法を規定しており、対象の周波数範囲は150kHz~5925MHzとなっています。なお、試験の配置例や各限度値はあくまで推奨の範囲となっておりますので、最終的にはお客さまと仕向先さまとの協定によります。
2. 当該車両のアンテナで受信する妨害波の計測方法
[アンテナの種類]
周波数(MHz) | アンテナの形式 |
0.15~6.2 | 1mモノポールアンテナ |
26~54 | 装荷型1/4波長モノポールアンテナ |
68~1000 | 1/4波長モノポールアンテナ |
1000~5925 | 各自動車メーカー推奨品 |
[測定方法]
妨害波電圧:アンテナケーブルの末端である受信機端においてコネクタの接地点を基準として計測します。
・アンテナのコネクタは、車載受信機の筐体に接地します。
・車載受信機の筐体は、ハーネスなどで車両ボディと接地します。
・測定器は、貫通型同軸コネクタを介して暗室内外と接続します。
・AM放送帯の計測は、車両などのグラウンドと電波暗室のグラウンドを絶縁します。
[試験配置(例)]
車両放射エミッション 試験レイアウト例(単極アンテナを含めた端面図)
プラグが車両の側面にある車両の試験設定例(充電モード1またはモード2(AC電源、通信なし))
プラグが車両の全面/後面にある車両の試験設定例(充電モード1またはモード2(AC電源、通信なし))
プラグが車両の側面にある車両の試験設定例(充電モード3(AC充電、通信あり)またはモード4(DC充電、通信あり))
プラグが車両の全面/後面にある車両の試験設定例(充電モード3(AC充電、通信あり)またはモード4(DC充電、通信あり))
[限度値(例)]
妨害波限度値の例 完成車両 一般
サービス・帯域 | 周波数(MHz) | 受信機のアンテナ端子妨害電圧値(dBμV) | ||
尖頭値 | 準尖頭値 | 平均値 | ||
アナログ放送 | ||||
LW | 0.15~0.30 | 26 | 13 | 6 |
MW | 0.53~1.8 | 20 | 7 | 0 |
SW | 5.9~6.2 | 20 | 7 | 0 |
FM | 76~108 | 26 | 13 | 0 |
TV帯 Ⅰ | 41~88 | 16 | – | 6 |
TV帯 Ⅲ | 174~230 | 16 | – | 6 |
TV帯 Ⅳ | 470~944 | 16 | – | 6 |
デジタル放送 | ||||
DAB Ⅲ | 171~245 | 26 | – | 16 |
TV帯 Ⅲ | 174~230 | 26 | – | 16 |
DTTV | 470~770 | 32 | – | 22 |
DAB L帯 | 1447~1494 | 32 | – | 22 |
SDARS | 2320~2345 | 32 | – | 22 |
モバイル | ||||
CB | 26~28 | 20 | 7 | 0 |
VHF | 30~54 | 20 | 7 | 0 |
VHF | 68~87 | 20 | 7 | 0 |
VHF | 142~175 | 20 | 7 | 0 |
アナログUHF | 380~512 | 20 | 7 | 0 |
RKE & TPMS 1 | 300~330 | 20 | – | 6 |
RKE & TPMS 2 | 420~450 | 20 | – | 6 |
アナログUHF | 820~960 | 20 | 7 | 0 |
GPS L5 | 1156.45~1196.45 | – | – | 10 |
BDS B1l | 1553.098~1569.098 | – | – | -4.5 |
GPS L1 | 1567.42~1583.42 | – | – | 0 |
GLONASS L1 | 1590.781~1616.594 | – | – | 0 |
Wi-Fi / Bluetooth | 2402~2494 | 26 | – | 6 |
Wi-Fi | 5150~5350 | 26 | – | 6 |
Wi-Fi | 5470~5725 | 26 | – | 6 |
V2X(Wi-Fi) | 5880~5925 | 50 | – | 30 |
※放送および無線サービスの記載は下記の内容を指します。
LW:長波放送
MW:中波放送
SW:短波放送
FM:FM放送
TV:テレビ放送
DAB:デジタル放送
DTTV:デジタル地上波TV放送
VHF:超短波周波数帯
UHF:極超短波周波数帯
RKE:リモートキーレス
GPS:Global Positioning System
GSM:Global System Mobile
BDS:BeiDou衛星測位システム
GLONASS:グルーバル衛星測位システム
GPS帯L5の平均値限度値の例
BDS B1l帯の平均値限度値の例
GPS帯L1の平均値限度値の例
GLONASS帯L1の平均値限度値の例
[限度値(例)]
妨害波限度値の例 完成車両 デジタル携帯電話 1/2
サービス・帯域 | 周波数 (MHz) | 受信機のアンテナ端子妨害電圧値(dBμV) | |
尖頭値 | 平均値 | ||
デジタル携帯電話 | |||
4G | 460~467.5 | 32 | 12 |
5G n71(617MHz~652MHz) 4G (617MHz~652MHz) | 617~652 | 32 | 12 |
5G n12(729MHz~746MHz) 5G n14(758MHz~768MHz) 5G n28(758MHz~803MHz) 5G n29(717MHz~728MHz) 4G (703MHz~803MHz) | 703~803 | 32 | 12 |
3G (729MHz~756MHz) 3G (758MHz~768MHz) | 26 | 6 | |
5G n20(791MHz~821MHz) | 791~821 | 32 | 12 |
3G (791MHz~821MHz) | 26 | 6 | |
5G n5(869MHz~894MHz) 5G n18(860MHz~875MHz) 5G n26(859MHz~894MHz) 4G (852MHz~894MHz) | 852~894 | 32 | 12 |
3G (859MHz~894MHz) | 26 | 6 | |
2G (869MHz~894MHz) | 26 | 6 | |
5G n8(925MHz~960MHz) 4G (925MHz~960MHz) | 925~960 | 32 | 12 |
3G (925MHz~960MHz) | 26 | 6 | |
2G (925MHz~960MHz) | 26 | 6 | |
5G n50(1432MHz~1517MHz) 5G n51(1427MHz~1432MHz) 5G n74(1475MHz~1518MHz) 5G n75(1432MHz~1517MHz) 5G n76(1427MHz~1432MHz) 5G n91(1427MHz~1432MHz) 5G n92(1432MHz~1517MHz) 5G n93(1427MHz~1432MHz) 5G n94(1432MHz~1517MHz) 4G (1427MHz~1518MHz) | 1427~1518 | 32 | 12 |
3G (1452MHz~1496MHz) | 26 | 6 | |
4G | 1525~1559 | 32 | 12 |
5G n3(1805MHz~1880MHz) 4G (1805MHz~1880MHz) | 1805~1880 | 32 | 12 |
3G (1805MHz~1880MHz) | 26 | 6 | |
2G (1805MHz~1880MHz) | 26 | 6 |
[限度値(例)]
妨害波限度値の例 完成車両 デジタル携帯電話 2/2
サービス・帯域 | 周波数 (MHz) | 受信機のアンテナ端子妨害電圧値(dBμV) | |
尖頭値 | 平均値 | ||
デジタル携帯電話 | |||
5G n2(1930MHz~1990MHz) 5G n25(1930MHz~1995MHz) 5G n34(2010MHz~2025MHz) 5G n39(1880MHz~1920MHz) 5G n70(1995MHz~2020MHz) 4G (1850MHz~2025MHz) | 1850~2025 | 32 | 12 |
3G (1850MHz~1995MHz) 3G (2010MHz~2025MHz) | 26 | 6 | |
2G (1930MHz~1990MHz) | 26 | 6 | |
5G n1(2110MHz~2170MHz) 5G n65(2110MHz~2200MHz) 5G n66(2110MHz~2200MHz) 4G (2110MHz~2200MHz) | 2110~2200 | 32 | 12 |
3G (2110MHz~2170MHz) | 26 | 6 | |
5G n30(2350MHz~2360MHz) 5G n40(2300MHz~2400MHz) 4G (2300MHz~2400MHz) | 2300~2400 | 32 | 12 |
3G (2300MHz~2400MHz) | 26 | 6 | |
5G n53(2483.5MHz~2495MHz) | 2483.5~2495 | 32 | 12 |
5G n7(2620MHz~2690MHz) 5G n38(2570MHz~2620MHz)V2X 5G n41(2496MHz~2690MHz) 5G n90(2496MHz~2690MHz) 4G (2496MHz~2690MHz) | 2496~2690 | 32 | 12 |
3G (2570MHz~2690MHz) | 26 | 6 | |
5G n48(3550MHz~3700MHz) 5G n77(3300MHz~4200MHz) 5G n78(3300MHz~3800MHz) 4G (3300MHz~3800MHz) | 3300~4200 | 32 | 12 |
3G (3510MHz~3590MHz) | 26 | 6 | |
5G n79(4400MHz~5000MHz) | 4400~5000 | 32 | 12 |
4G | 5150~5925 | 32 | 12 |
5G n47(5855MHz~5925MHz)V2X V2X(4G) | 5855~5925 | 32 | 12 |
3.部品・モジュールの測定
1)伝導妨害波 -電圧法
[一般事項]
この測定方法は、単線のみの測定に限ります。
[試験配置(LV線の場合)]
○ DUT(供試品)
・グラウンドプレーン上で50mm±5mmの高さに設置します。
※非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に設置します。
・全ての側面は、グラウンドプレーンの端から最少100㎜離します。
○ ハーネス
・疑似電源回路網とDUTは各コネクタ間における電源線の長さを200mm(+200mm/0mm)にします。
※電源線の長さが確保できない場合は必要最小限の長さを試験計画書に記載。
・グラウンドプレーン上で50mm±5mmの高さに設置します。
※非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に設置します。
・グラウンドプレーンの端から最少100mm離します。
※電源線以外のハーネスは、全長2mを超えないようにします。
○ 補助機器
・基本的には、直接グラウンドプレーンに設置します。
[試験手順]
以下に、DUTやハーネスの接続などの標準的な配置および測定条件を記します。
DUTは、妨害波が最大になるよう動作させてください。
※製造者および仕向け先が同じ試験を実施できるよう、動作条件を試験計画書に明記します。
車両搭載時のグラウンド線が200mmより長い場合:グラウンドプレーンに対して電源の各線の電圧を測定します。
車両搭載時のグラウンド線が200mmより短い場合:グラウンドプレーンに対して電源のプラス側導線の電圧を測定します。
オルタネータなど:バッテリと並列抵抗器の組合せで負荷をあたえ、疑似電源回路網に接続し測定します。
各々の電源線の伝導妨害測定は、電源を接続した疑似電源回路網の測定端子に測定器を接続し、測定対象以外の電源線を接続した測定端子は、50Ωで終端します。
1:電源(グラウンドプレーンに置いてよい)
2:AN(疑似回路網)
3:DUT(試験計画書で要求がある場合にはケースを接地する)
4:負荷シミュレータ(試験計画書で要求がある場合には、金属ケースを接地する)
5:グラウンドプレーン
6:電源線
7:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)
8:高品質の同軸ケーブル、例えば二重シールド同軸ケーブル(50Ω)
9:測定機器
10:シールドルーム
11:50Ω負荷
12:隔壁コネクタ
13:試験ハーネス
伝導妨害波 遠方接地した電流帰還線のあるDUT
1:電源(グラウンドプレーンに置いてよい)
2:AN(疑似回路網)
3:DUT(試験計画書で要求がある場合にはケースを接地する)
4:負荷シミュレータ(試験計画書で要求がある場合には、金属ケースを接地する)
5:グラウンドプレーン
6:電源線
9:測定機器
7:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)
8:高品質の同軸ケーブル、例えば二重シールド同軸ケーブル(50Ω)
10:シールドルーム
12:隔壁コネクタ
13:試験ハーネス
伝導妨害波 近接接地した電流帰還線のあるDUT
1:電源(グラウンドプレーンに置いてよい)
2:AN(疑似回路網)
3:DUT(試験計画書で要求がある場合にはケースを接地する)
4:負荷シミュレータ(試験計画書で要求がある場合には、金属ケースを接地する)
5:グラウンドプレーン
6:電源線
7:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)(一般には用いない)
9:測定機器
8:高品質の同軸ケーブル、例えば二重シールド同軸ケーブル(50Ω)
10:シールドルーム
12:隔壁コネクタ
13:表示器灯・制御抵抗(適用の場合)
14:モーター[エアー駆動(低妨害波レベル)]
15:非導電ベルト結合
16:負荷抵抗
17:試験ハーネス
伝導妨害波 オルタネータ・ジェネレータの試験配置
1:電源(グラウンドプレーンに置いてよい)
2:AN(疑似回路網)
3:DUT(ぺンシルコイル、イグニッションコイル)
4:ECUシミュレータ
5:グラウンドプレーン
6:電源線
7:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)
8:高品質の同軸ケーブル、例えば二重シールド同軸ケーブル(50Ω)
9:測定機器
10:シールドルーム
11:50Ω負荷
12:隔壁コネクタ
13:光ファイバー
14:光ファイバーフィードスルー
15:光ファイバー変換機
16:1000μFコンデンサ
17:エンジンシミュレータ(試験計画書で要求がある場合には、金属ケースを接地する)
18:バッテリ
19:信号線
伝導妨害波 点火システム部品の試験配置
[試験配置(HV線の場合)]
基本的な試験配置はLV線の試験配置と同様となるが、以下異なる点を挙げる。
○ ハーネス
・HV線の場合、ハーネスの長さは1700mm(+300mm/0mm)で、グラウンドプレーン前面に平行な長さ1500±75mm
で配置する。
・DUTと電気モーター間が三相線の場合、1000mm未満とする。
・HV線は、グラウンドプレーン端から最低でも100mmの距離に置く。
・ハーネスは全て接地面から50±5mm上の、非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に置く。
・正のHV DC端子線(HV+)、負のHV DC端子線(HV-)および三相HV AC線の遮蔽電源線は、使用するコネクタに応じて、
別の同軸ケーブルやシールドケーブルでも良い。
○ DUT(供試品)
・DUTケースは、グラウンドプレーンに接続する。
○ 負荷機械エミュレーション
・試験計画書にはDUTと負荷機械エミュレーション間の接続条件、および接地条件も規定する。
・負荷機械エミュレーションは、”電気モーター”や”機械的接続”、”フィルタを介した機械的ベアリング”、”ブレーキ”、
”推進モーター”を置き換える。
・電源線は電源線フィルタを介して供給する
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4) 厚さ50mm
4:50Ω負荷
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:遮蔽エンクロージャ
伝導エミッション 遮蔽電源システムを備えたEUTのEV線の試験設定例
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm(非導電性支持台を電気モーターに使うことができる)
4:50Ω負荷
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:電気モーター
25:三相モーター電源線
26:機械的接続
27:フィルタを通された機械的ベアリング
28:ブレーキまたは推進モーター
29:遮蔽エンクロージャ
伝導エミッション 電気モーターを試験台に取り付けた、遮蔽電源システムを備えたEUTのEV線の試験設定例
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:50Ω負荷
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィールドスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:AC商用電源
25:AC商用電源用のAMN(オプション)
27:遮蔽エンクロージャ
28:遮蔽ボックス(オプション)
29:AC線
伝導エミッション 遮蔽電源システムおよびインバーター/充電装置を備えたEUTのEV線の試験設定例
[限度値(LV線の場合)(例)]
サービス・帯域 | 周波数(MHz) | レベル(dBμV) | ||||||||||||||
クラス5 | クラス4 | クラス3 | クラス2 | クラス1 | ||||||||||||
尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | ||
アナログ放送 | ||||||||||||||||
LW MW SW FM TV帯 Ⅰ | 0.15~0.30 0.53~1.8 5.9~6.2 76~108 41~88 | 70 54 53 38 34 | 57 41 40 25 – | 50 34 33 18 24 | 80 62 59 44 40 | 67 49 46 31 – | 60 42 39 24 30 | 90 70 65 50 46 | 77 57 52 37 – | 70 50 45 30 36 | 100 78 71 56 52 | 87 65 58 43 – | 80 58 51 36 42 | 110 86 77 62 58 | 97 73 64 49 – | 90 66 57 42 48 |
モバイル | ||||||||||||||||
CB VHF VHF | 26~28 30~54 68~87 | 44 44 38 | 31 31 25 | 24 24 18 | 50 50 44 | 37 37 31 | 30 30 24 | 56 56 50 | 43 43 37 | 36 36 30 | 62 62 56 | 49 49 43 | 42 42 36 | 68 68 62 | 55 55 49 | 48 48 42 |
[限度値(HV線の場合)(例)]
サービス・帯域 | 周波数(MHz) | レベル(dBμV) | ||||||||||||||
クラス5(A1) | クラス4(A1) | クラス3(A1) | クラス2(A1) | クラス1(A1) | ||||||||||||
尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | ||
アナログ放送 | ||||||||||||||||
LW MW SW FM TV帯 Ⅰ | 0.15~0.30 0.53~1.8 5.9~6.2 76~108 41~88 | 107 84 77 50 47 | 94 71 64 37 – | 87 64 57 30 37 | 117 92 83 56 53 | 104 79 70 43 – | 97 72 63 36 43 | 127 100 89 62 59 | 114 87 76 49 – | 107 80 69 42 49 | 137 108 95 68 65 | 124 95 82 55 – | 117 88 75 48 55 | 147 116 101 74 71 | 134 103 88 61 – | 127 96 81 54 61 |
モバイル | ||||||||||||||||
CB VHF VHF | 26~28 30~54 68~87 | 61 59 51 | 48 46 38 | 41 39 31 | 67 65 57 | 54 52 44 | 47 45 37 | 73 71 63 | 60 58 50 | 53 51 43 | 79 77 69 | 66 64 56 | 59 57 49 | 85 83 75 | 72 70 62 | 65 63 55 |
2)伝導妨害波-電流プローブ法
[一般事項]
制御/信号導線を単一ケーブルとしてまたはサブグループとして、電流プローブの物理的な大きさと両立するように行なう。
[試験配置]
○ DUT(供試品)
・グラウンドプレーン上で50mm±5mmの高さに設置する。
※非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に設置する。
※実車での模擬を想定しない場合、DUTケースは、グラウンドプレーンに接地しません。
・DUTのすべての側面はグラウンドプレーンの端から最少100mm離す。
※実車の条件に応じ、接地の方法やスペーサー利用の有無、DUTケースの接続などを記載する。
○ ハーネス
・1700mm(+300mm/0mm)にし、グラウンドプレーン前面に対してほぼ平行に配置する。
・グラウンドプレーン上で50mm±5mmの高さに設置する。
※非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に設置する。
[試験手順]
電流プローブをハーネスの束、またはすべてのワイヤを含んだハーネスの周囲につける。
電流プローブ自体は、DUT(供試品)から50mmおよび750mm離して設置し、電流を測定する。
※DUTやその他の部品は、グラウンドプレーンの端から最少100mm離す。
1:電源(グラウンドプレーンに置いてよい)
2:AN(疑似回路網)
3:DUT(試験計画書で要求がある場合にはケースを接地する)
4:負荷シミュレータ(ISO 11452-4に沿った配置および接地)
5:グラウンドプレーン
6:試験ハーネス
7:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)
8:高品質の同軸ケーブル、例えば二重シールド同軸ケーブル(50Ω)
9:測定器
10:シールドルーム
11:光ファイバーフィードスルー
12:隔壁コネクタ
13:光ファイバー
14:電流プローブ(2つの位置に表示)
15:シミュレータ及びモニタリングシステム
d:DUTから最も近いプローブ位置までの距離
伝導エミッション 電流プローブ測定の為の試験設定例
[試験配置(HV線の場合)]
HV+およびHV-電源線、電気モーターの三相線(該当する場合)で別々に、また一緒に実施する。
EUTからd=50mmおよびd=750mm(ハーネス長さに依存)の位置でプローブを使用して測定する。
基本的な試験配置はLV線の試験配置と同様となるが、以下異なる点を挙げる。
○ ハーネス
・HV線の場合、ハーネスの長さは1700mm(+300mm/0mm)で、グラウンドプレーン前面に平行な長さ1500mm±75mm配置する。
・DUTと電気モーター間が三相線の場合、1000㎜未満とする。
・ハーネスは全て接地面から50±5mm上の、非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に置く。
・LV線はグラウンドプレーンの端から最低200mmの距離に置く。
・LV線とHV線の間の距離は100mm(+100mm/0mm)とする。
・正のHV DC端子線(HV+)、負のHV DC端子線(HV-)および三相HV AC線の遮蔽電源線は、使用するコネクタに応じて、
別の同軸ケーブルやシールドケーブルでも良い。
○ DUT(供試品)
・DUTケースは、グラウンドプレーンに接続する。
○ 負荷機械エミュレーション
・試験計画書にはDUTと負荷機械エミュレーション間の接続条件、および接地条件も規定する。
・負荷機械エミュレーションは、”電気モーター”や”機械的接続”、”フィルタを介した機械的ベアリング”、”ブレーキ”、
”推進モーター”を置き換える。
・電源線は電源線フィルタを介して供給する
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:電流プローブ
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:遮蔽エンクロージャ
25:50Ω負荷
伝導エミッション 遮蔽電源システムを備えたEUTのHV線の電流プローブ測定の試験設定例
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm(非導電性支持台を電気モーターに使うことができる)
4:電流プローブ
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V (グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:電気モーター
25:三相モーター電源線
26:機械的接続
27:フィルタを通された 機械的ベアリング
28:ブレーキまたは推進モーター
29:遮蔽エンクロージャ
30:50Ω負荷
伝導エミッション 電気モーターを試験台に取り付けた、遮蔽電源システムを備えたEUT のHV 線の電流プローブ測定の試験設定例
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:電流プローブ
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V
(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:AC商用電源
25:AC商用電源用のAMN
27:遮蔽エンクロージャ
28:50Ω負荷
29:遮蔽ボックス
30:AC線
伝導エミッション 遮蔽電源システムおよびインバータ/充電装置を備えたEUTのHV線の電流プローブ測定の試験設定例
[限度値(LV・HV線共通)(例)]
サービス・帯域 | 周波数(MHz) | レベル(dBμA) | ||||||||||||||
クラス5 | クラス4 | クラス3 | クラス2 | クラス1 | ||||||||||||
尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | ||
アナログ放送 | ||||||||||||||||
LW MW SW FM TV帯 Ⅰ | 0.15~0.30 0.53~1.8 5.9~6.2 76~108 41~88 | 50 26 19 4 0 | 37 13 6 -9 – | 30 6 -1 -16 -10 | 60 34 25 10 6 | 47 21 12 -3 – | 40 14 5 -10 -4 | 70 42 31 16 12 | 57 29 18 3 – | 50 22 11 -4 2 | 80 50 37 22 18 | 67 37 24 9 – | 60 30 17 2 8 | 90 58 43 28 24 | 77 45 30 15 – | 70 38 23 8 14 |
デジタル放送 | ||||||||||||||||
DAB Ⅲ | 171~245 | 4 | – | -6 | 10 | – | 0 | 16 | – | 6 | 22 | – | 12 | 28 | – | 18 |
TV帯 Ⅲ | 174~230 | 4 | – | -6 | 10 | – | 0 | 16 | – | 6 | 22 | – | 12 | 28 | – | 18 |
モバイル | ||||||||||||||||
CB VHF VHF VHF | 26~28 30~54 68~87 142~175 | 10 10 4 4 | -3 -3 -9 -9 | -10 -10 -16 -16 | 16 16 10 10 | 3 3 -3 -3 | -4 -4 -10 -10 | 22 22 16 16 | 9 9 3 3 | 2 2 -4 -4 | 28 28 22 22 | 15 15 9 9 | 8 8 2 2 | 34 34 28 28 | 21 21 15 15 | 14 14 8 8 |
3)放射妨害波-ALSE法(放射エミッション法)
[一般事項]
放射電磁界強度測定は、電波暗室内で実施します。
[試験配置]
○ DUT(供試品)
・グラウンドプレーン上で50mm±5mmの高さに設置します。
※非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に設置します。
※実車での模擬を想定しない場合、DUTケースは、グラウンドプレーンに接地しません。
・アンテナの端に近いDUTの側面は、グラウンドプレーンのアンテナ側から200mm±10mmに配置します。
○ ハーネス
・DUTと補助機器間のハーネスの長さは、2000mmを超えてはいけません。
・グラウンドプレーン上で50mm±5mmの高さに設置します。
※非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に設置します。
・グラウンドプレーンの前面に平行に設置するハーネスは、1500mm±75mmの長さにします。
・DUTと補助機器間の配線は、下図に記載されるよう角度を守ります。
○ 補助機器
・基本的には、直接グラウンドプレーンに設置してください。
○ アンテナの配置
・試験ハーネスの長さ1500 mm の水平部分とアンテナ基準点との距離を1000mm±10 mm にします。
- ロッドアンテナの基準点:垂直モノポールエレメント
- バイコニカルアンテナの基準点:位相中心(中点)
- ログペリオディックアンテナの基準点:アンテナの先端
- ホーンアンテナの基準点:前開口面
・アンテナの高さは
- バイコニカル/ログペリオディック/ホーンアンテナ
測定用アンテナの中心(位相中心)は、グラウンドプレーン上で高さ100mm±10mmに設置します。
- ロッドアンテナ
カウンタポイズの高さは、グラウンドプレーンの高さに対し+10/-20mmかつグラウンドプレーンに接地します。
○ その他
・DUT(供試品)や測定用のアンテナを、電波暗室内の壁面や天井より1m以上離します。
・アンテナエレメントは床面より250mm以上離します。
・負荷シミュレータは可能な場合にはグラウンドプレーン上に直接設置する。また、金属ケースを備えていればグラウンドプレーンに結合します。
[試験手順]
以下に、DUTやハーネスの接続などの標準的な配置および測定条件を記します。
DUTは、妨害波の放射状態が最大になるよう、動作させます。
※製造者および仕向け先が同じ試験を実施できるよう動作条件を試験計画書に明記します。
150kHz~30MHz:垂直偏波のみで測定
30MHz~5925MHz:垂直および水平偏波で測定
1:DUT(試験計画書に要求がある場合には、近傍接地を行う。)
2:試験ハーネス
3:負荷シミュレータ([試験配置]参照)
4:電源(配置位置は任意)
5:AN(疑似回路網)
6:グラウンドプレーン(シールドルーム壁面に結合)
7:比誘電率の低い支持台(εr≦1.4)
8:カウンタポイズ付きのロッドアンテナ(寸法:代表例 600 mm × 600 mm)、h =(900±100)mm、hcp=(h+10/-20) mm またはバイコニカルアンテナ、ログペリオディックアンテナ、ホーンアンテナ
9:接地(グラウンドプレーンとカウンタポイズとの間ですべての幅を結合)
10:高品質の同軸ケーブル, 例えば二重シールド同軸ケーブル(50Ω)
11:隔壁コネクタ
12:計測装置
13:電波吸収体
14:アンテナ整合器 (カウンタポイズの下推奨。カウンタポイズの上に設置する場合はアンテナロッドの基準はグラウンドプレーンの高さにする。)
15:シミュレータ及びモニタリングシステム
16:光ファイバーフィードスルー
17:光ファイバー
放射エミッション 試験設定例
[試験配置(HV線の場合)]
基本的な試験配置はLV線の試験配置と同様となるが、以下異なる点を挙げる。
○ ハーネス
・HV線の場合、ハーネスの長さは1700mm(+300mm/0mm)で、グラウンドプレーン前面に平行な長さ1500±75mm
で配置する。
・DUTと電気モーター間が三相線の場合、1000mm未満とする。
・HV線は、グラウンドプレーン端から最低でも100mmの距離に置く。
・ハーネスは全て接地面から50±5mm上の、非導電性かつ比誘電率の低い材料(εr≦1.4)の上に置く。
・LV線の長い部分はアンテナに面したグラウンドプレーンの端に対して水平に、端から100mm±10mmの距離に置く。
・LV線とHV線の間の距離は100mm(+100mm/0mm)とする。
・正のHV DC端子線(HV+)、負のHV DC端子線(HV-)および三相HV AC線の遮蔽電源線は、使用するコネクタに応じて、
別の同軸ケーブルやシールドケーブルでも良い。
・試験計画書に規定がない場合は、HV線の長い部分を端から100±10mmに、LV線試験ハーネスをHV線試験ハーネスから
100mm(+100mm/0mm)に位置させた構成でも試験を行う。
○ DUT(供試品)
・DUTケースは、グラウンドプレーンに接続します。
○ 負荷機械エミュレーション
・試験計画書にはDUTと負荷機械エミュレーション間の接続条件、および接地条件も規定する。
・負荷機械エミュレーションは、”電気モーター”や”機械的接続”、”フィルタを介した機械的ベアリング”、”ブレーキ”、
”推進モーター”を置き換える。
・電源線は電源線フィルタを介して供給する
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:接地ストラップ
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(ALSE内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:バイコニカルアンテナ
24:RF吸収材
25:50Ω負荷
放射エミッション 遮蔽電源システムを備えたEUTのバイコニカルアンテナを用いた試験設定例
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:接地ストラップ
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(ALSE内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:バイコニカルアンテナ
24:RF吸収材
25:電気モーター
26:三相モーター電源線
27:機械的接続
28:フィルタを通された 機械的ベアリング
29:ブレーキまたは推進モーター
30:50Ω負荷
放射エミッション 電気モーターを試験台に取り付けた、遮蔽電源システムを備えたEUTのバイコニカルアンテナを用いた試験設定例
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:接地ストラップ
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V (グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(ALSE内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:バイコニカルアンテナ
24:RF吸収材
25:AC商用電源
26:AC商用電源用のAMN
27:AC充電負荷シミュレータ
28:50Ω負荷
29:遮蔽ボックス
30:AC線
放射エミッション 遮蔽電源システムおよびインバータ/充電装置を備えたEUTのバイコニカルアンテナを用いた試験設定例
[限度値(LV・HV線共通)(例)]
サービス・帯域 | 周波数 (MHz) | レベル(dBμV/m) | ||||||||||||||
クラス5 | クラス4 | クラス3 | クラス2 | クラス1 | ||||||||||||
尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | ||
アナログ放送 | ||||||||||||||||
LW | 0.15~0.30 | 46 | 33 | 26 | 56 | 43 | 36 | 66 | 53 | 46 | 76 | 63 | 56 | 86 | 73 | 66 |
MW | 0.53~1.8 | 40 | 27 | 20 | 48 | 35 | 28 | 56 | 43 | 36 | 64 | 51 | 44 | 72 | 59 | 52 |
SW | 5.9~6.2 | 40 | 27 | 20 | 46 | 33 | 26 | 52 | 39 | 32 | 58 | 45 | 38 | 64 | 51 | 44 |
FM | 76~108 | 38 | 25 | 18 | 44 | 31 | 24 | 50 | 37 | 30 | 56 | 43 | 36 | 62 | 49 | 42 |
TV帯 Ⅰ | 41~88 | 28 | – | 18 | 34 | – | 24 | 40 | – | 30 | 46 | – | 36 | 52 | – | 42 |
TV帯 Ⅲ | 174~230 | 20 | – | 10 | 26 | – | 16 | 32 | – | 22 | 38 | – | 28 | 44 | – | 34 |
TV帯 Ⅳ | 470~944 | 41 | – | 31 | 47 | – | 37 | 53 | – | 43 | 59 | – | 49 | 65 | – | 55 |
デジタル放送 | ||||||||||||||||
DAB Ⅲ | 171~245 | 30 | – | 20 | 36 | – | 26 | 42 | – | 32 | 48 | – | 38 | 54 | – | 44 |
TV帯 Ⅲ | 174~230 | 30 | – | 20 | 36 | – | 26 | 42 | – | 32 | 48 | – | 38 | 54 | – | 44 |
DTTV | 470~770 | 46 | – | 36 | 52 | – | 42 | 58 | – | 48 | 64 | – | 54 | 70 | – | 60 |
DABL帯 | 1447~1494 | 54 | – | 44 | 60 | – | 50 | 66 | – | 56 | 72 | – | 62 | 78 | – | 68 |
SDARS | 2320~2345 | 58 | – | 48 | 64 | – | 54 | 70 | – | 60 | 76 | – | 66 | 82 | – | 72 |
モバイル | ||||||||||||||||
CB | 26~28 | 40 | 27 | 20 | 46 | 33 | 26 | 52 | 39 | 32 | 58 | 45 | 38 | 64 | 51 | 44 |
VHF | 30~54 | 40 | 27 | 20 | 46 | 33 | 26 | 52 | 39 | 32 | 58 | 45 | 38 | 64 | 51 | 44 |
VHF | 68~87 | 35 | 22 | 15 | 41 | 28 | 21 | 47 | 34 | 27 | 53 | 40 | 33 | 59 | 46 | 39 |
VHF | 142~175 | 35 | 22 | 15 | 41 | 28 | 21 | 47 | 34 | 27 | 53 | 40 | 33 | 59 | 46 | 39 |
アナログUHF | 380~512 | 38 | 25 | 18 | 44 | 31 | 24 | 50 | 37 | 30 | 56 | 43 | 36 | 62 | 49 | 42 |
RKE & TPMS 1 | 300~330 | 32 | – | 18 | 38 | – | 24 | 44 | – | 30 | 50 | – | 36 | 56 | – | 42 |
RKE & TPMS 2 | 420~450 | 32 | – | 18 | 38 | – | 24 | 44 | – | 30 | 50 | – | 36 | 56 | – | 42 |
アナログUHF | 820~960 | 44 | 31 | 24 | 50 | 37 | 30 | 56 | 43 | 36 | 62 | 49 | 42 | 68 | 55 | 48 |
GPS L5 | 1156.45~1196.45 | – | – | 20 | – | – | 26 | – | – | 32 | – | – | 38 | – | – | 44 |
BDS B1l | 1553.098~1569.098 | – | – | 5.5 | – | – | 11.5 | – | – | 17.5 | – | – | 23.5 | – | – | 29.5 |
GPS L1 | 1567.42~1583.42 | – | – | 10 | – | – | 16 | – | – | 22 | – | – | 28 | – | – | 34 |
GLONASS L1 | 1590.781~1616.594 | – | – | 10 | – | – | 16 | – | – | 22 | – | – | 28 | – | – | 34 |
Wi-Fi / Bluetooth | 2402~2494 | 52 | – | 32 | 58 | – | 38 | 64 | – | 44 | 70 | – | 50 | 76 | – | 56 |
Wi-Fi | 5150~5350 | 59 | – | 39 | 65 | – | 45 | 71 | – | 51 | 77 | – | 57 | 83 | – | 63 |
Wi-Fi | 5470~5725 | 59 | – | 39 | 65 | – | 45 | 71 | – | 51 | 77 | – | 57 | 83 | – | 63 |
V2X(Wi-Fi) | 5850~5925 | 84 | – | 64 | 90 | – | 70 | 96 | – | 76 | 102 | – | 82 | 108 | – | 88 |
GPS帯域1156.45MHz~1196.45MHzにおける
部品からの放射妨害での平均値限度値の例
BDS,B1l帯域1553.098MHz~1569.098MHzにおける
部品からの放射妨害での平均値限度値の例
GPS帯域1567.42MHz~1583.42MHzにおける
部品からの放射妨害での平均値限度値の例
GLONASS帯域1597.781MHz~1616.594MHzにおける
部品からの放射妨害での平均値限度値の例
[限度値(LV・HV線共通)(例)]
サービス・帯域 | 周波数 (MHz) | レベル(dBμV/m) | ||||||||||||||
クラス5 | クラス4 | クラス3 | クラス2 | クラス1 | ||||||||||||
尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | ||
デジタル携帯電話 | ||||||||||||||||
4G | 460 ~467.5 | 44 | – | 24 | 50 | – | 30 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 88 | – | 48 |
5G n71(617MHz~652MHz) 4G (617MHz~652MHz) | 617 ~ 652 | 46 | – | 26 | 52 | – | 32 | 58 | – | 38 | 64 | – | 44 | 70 | – | 50 |
5G n12(729MHz~746MHz) 5G n14(758MHz~768MHz) 5G n28(758MHz~803MHz) 5G n29(717MHz~728MHz) 4G (703MHz~803MHz) | 703 ~ 803 | 47 | – | 27 | 53 | – | 33 | 59 | – | 39 | 65 | – | 45 | 71 | – | 51 |
3G (729MHz~756MHz) 3G (758MHz~768MHz) | 41 | – | 21 | 57 | – | 27 | 53 | – | 33 | 59 | – | 39 | 65 | – | 45 | |
5G n20(791MHz~821MHz) | 791 ~ 821 | 48 | – | 28 | 54 | – | 34 | 60 | – | 40 | 66 | – | 46 | 72 | – | 52 |
3G (791MHz~821MHz) | 22 | – | 22 | 48 | – | 28 | 54 | – | 34 | 60 | – | 40 | 68 | – | 46 | |
5G n5(869MHz~894MHz) 5G n18(860MHz~875MHz) 5G n26(859MHz~894MHz) 4G (852MHz~894MHz) | 852 ~894 | 49 | – | 29 | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | 73 | – | 53 |
3G (859MHz~894MHz) | 43 | – | 23 | 49 | – | 29 | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | |
2G (869MHz~894MHz) | 43 | – | 23 | 49 | – | 29 | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | |
5G n8(925MHz~960MHz) 4G (925MHz~960MHz) | 925 ~ 960 | 50 | – | 30 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 68 | – | 48 | 74 | – | 54 |
3G (925MHz~960MHz) | 44 | – | 24 | 50 | – | 30 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 68 | – | 48 | |
2G (925MHz~960MHz) | 44 | – | 24 | 50 | – | 30 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 68 | – | 48 | |
5G n50(1432MHz ~1517MHz) 5G n51(1427MHz~1432MHz) 5G n74(1475MHz~1518MHz) 5G n75(1432MHz~1517MHz) 5G n76(1427MHz~1432MHz) 5G n91(1427MHz~1432MHz) 5G n92(1432MHz~1517MHz) 5G n93(1427MHz~1432MHz) 5G n94(1432MHz~1517MHz) 4G (1427MHz~1518MHz) | 1427 ~ 1518 | 53 | – | 33 | 59 | – | 39 | 65 | – | 45 | 71 | – | 51 | 77 | – | 57 |
3G (1452MHz~1496MHz) | 47 | – | 27 | 53 | – | 33 | 59 | – | 39 | 65 | – | 45 | 71 | – | 51 | |
4G | 1525 ~ 1559 | 54 | – | 34 | 60 | – | 40 | 66 | – | 46 | 72 | – | 52 | 78 | – | 58 |
5G n3(1805MHz~1880MHz) 4G (1805MHz~1880MHz) | 1805 ~ 1880 | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | 73 | – | 53 | 79 | – | 59 |
3G (1805MHz~1880MHz) | 49 | – | 29 | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | 73 | – | 53 | |
2G (1805MHz~1880MHz) | 49 | – | 29 | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | 73 | – | 53 |
[限度値(LV・HV線共通)(例)]
サービス・帯域 | 周波数 (MHz) | レベル(dBμV/m) | ||||||||||||||
クラス5 | クラス4 | クラス3 | クラス2 | クラス1 | ||||||||||||
尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | 尖 頭 値 | 準 尖 頭 値 | 平 均 値 | ||
デジタル携帯電話 | ||||||||||||||||
5G n2(1930MHz~1990MHz) 5G n25(1930MHz~1995MHz) 5G n34(2010MHz~2025MHz) 5G n39(1880MHz~1920MHz) 5G n70(1995MHz~2020MHz) 4G (1850MHz~2025MHz) | 1850~2025 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 68 | – | 48 | 74 | – | 54 | 80 | – | 60 |
3G (1850MHz~1995MHz) 3G (2010MHz~2025MHz) | 50 | – | 30 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 68 | – | 48 | 74 | – | 54 | |
2G (1930MHz~1990MHz) | 50 | – | 30 | 56 | – | 36 | 62 | – | 42 | 68 | – | 48 | 74 | – | 54 | |
5G n1(2110MHz~2170MHz) 5G n65(2110MHz~2200MHz) 5G n66(2110MHz~2200MHz) 4G (2110MHz~2200MHz) | 2110~2200 | 57 | – | 37 | 63 | – | 43 | 69 | – | 49 | 75 | – | 55 | 81 | – | 61 |
3G (2110MHz~2170MHz) | 51 | – | 31 | 57 | – | 37 | 63 | – | 43 | 69 | – | 49 | 75 | – | 55 | |
5G n30(2350MHz~2360MHz) 5G n40(2300MHz~2400MHz) 4G (2300MHz~2400MHz) | 2300~2400 | 58 | 38 | 64 | 44 | 70 | 50 | 76 | 56 | 82 | 92 | |||||
3G (2300MHz~2400MHz) | 52 | 32 | 58 | 38 | 64 | 44 | 70 | 50 | 76 | 56 | ||||||
5G n53(2483.5MHz~2495MHz) | 2483.5~ 2495 | 58 | – | 36 | 64 | – | 44 | 70 | – | 50 | 76 | – | 56 | 82 | – | 62 |
5G n7(2620MHz~2690MHz) 5G n38(2570MHz~2620MHz)V2X 5G n41(2496MHz~2690MHz) 5G n90(2496MHz~2690MHz) 4G (2496MHz~2690MHz) | 2496~2690 | 58 | – | 38 | 64 | – | 44 | 70 | – | 50 | 76 | – | 56 | 82 | – | 62 |
3G (2570MHz~2690MHz) | 52 | – | 32 | 58 | – | 38 | 64 | – | 44 | 70 | – | 50 | 76 | – | 56 | |
5G n48(3550MHz~3700MHz) 5G n77(3300MHz~4200MHz) 5G n78(3300MHz~3800MHz) 4G (3300MHz~3800MHz) | 3300~4200 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | 73 | – | 53 | 79 | – | 59 | 85 | – | 65 |
3G (3510MHz~3590MHz) | 55 | – | 35 | 61 | – | 41 | 67 | – | 47 | 73 | – | 53 | 79 | – | 59 | |
5G n79(4400MHz~5000MHz) | 4400~5000 | 63 | – | 43 | 69 | – | 49 | 75 | – | 55 | 81 | – | 61 | 87 | – | 67 |
4G | 5150~5925 | 65 | – | 45 | 71 | – | 51 | 77 | – | 57 | 83 | – | 63 | 89 | – | 69 |
5G n47(5855MHz~5925MHz)V2X V2X(4G) | 5855~5925 | 66 | – | 46 | 72 | – | 52 | 78 | – | 58 | 84 | – | 64 | 90 | – | 70 |
4)HVとLVシステム間の結合-
[一般事項]
HV側からLV側への妨害の影響を判断する試験方法です。測定は試験設定に基づいた電圧法、電流プローブ法、ALSE法(放射エミッション法)による測定と、ネットワークアナライザを用いた直接測定フルポート(本書では省略)がある。
[試験配置(電圧法、電流プローブ法、ALSE法(放射エミッション法)による測定)]
基本的な試験配置は“1)~3)”で規定をした試験配置と同様でありLV側の変更は無いが、HV側で変更がある。
○ 試験信号の注入
・試験信号はHV+およびHV-ポートに連続で注入をする。
・試験信号は、電流プローブ(ISO 11452-4に規定)または容量結合(ISO 7637-3 DCC結合法で規定)を用いる。
・注入をする信号は“1)伝導妨害波 -電圧法 [限度値(HV線の場合)(例)]”の平均値に適合するように設定する。
・信号の校正・モニタリングは必須。
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:試験信号結合要素
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:遮蔽エンクロージャ
25:RF発生器(遮蔽ボックス内も可)
26:50Ω負荷
伝導エミッション(電圧法) HV電源ポートで注入を行ったLVポートでの測定
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台(εr≦1.4)厚さ50mm
4:試験信号結合要素
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(シールドルーム内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:遮蔽エンクロージャ
25:RF発生器(遮蔽ボックス内も可)
26:50Ω負荷
27:電流プローブ
伝導エミッション(電流プローブ法) HV電源ポートで注入を行ったLVポートでの測定
1:DUT
2:グラウンドプレーン
3:比誘電率が低い支持台 (εr≦1.4) 厚さ50mm
4:試験信号結合要素
5:LVハーネス
6:HV線(HV+,HV-)
7:LV負荷シミュレータ
8:インピーダンス整合回路網(オプション)
9:LV AN
10:HV AN
11:LV 電源線
12:HV 電源線
13:LV 電源 12V/24V/48V(グラウンドプレーン上に置く事が望ましい)
14:付加的な遮蔽ボックス
15:HV電源(ALSE内に置く際には遮蔽する)
16:電力線フィルタ
17:光ファイバーフィードスルー
18:バルクヘッドコネクタ
19:模擬およびモニタリングシステム
20:計器
21:高品質同軸ケーブル
22:光ファイバー
23:接地ストラップ
24:RF吸収材
25:RF発生器(遮蔽ボックス内も可)
26:50Ω負荷
27:バイコニカルアンテナ
伝導エミッション(ALSE法)HV電源ポートで注入を行ったバイコニカルアンテナでの測定
[限度値]
それぞれの測定方法においてLVエミッション限度値(平均値)に規定をする値を超えてはならない。
注意: この試験方法はCISPR25 Ed.5 2021規格を抜粋したものです。詳細な試験方法等につきましては規格書の原文をご参照下さい。